住友不動産の坪単価を徹底検証!評判と口コミをもとに解説

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住宅購入は、誰もが一度は検討する大きなお買い物なので、できれば大手のハウスメーカーに依頼したいところでしょう。

そして、中でも住友不動産は特に人気が高く、始めて注文住宅を購入する方にもおすすめです。

  • 住友不動産の坪単価
  • 他社との坪単価比較
  • 依頼の流れ

当記事を読めば上記の理解が可能となり、自分に最適なハウスメーカーを選べるようになります。

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もくじ

【2024年】住友不動産の坪単価

ここではまず、住友不動産の坪単価について解説します。

2024年の最新値も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

住友不動産の注文住宅の坪単価概要

住友不動産の2024年における坪単価は60〜100万円であり、2023年度については50〜90万円くらいになるというのが市場での予測です。

この数字だけ見ると「住友不動産の不動産価格は年々減ってしまうのではないか?」と心配になる方もいるかもしれませんが、深刻に考える必要はないでしょう。

あくまでも「この範囲に落ち着くだろう」という見立てであるため、22年度は60万円を推移しても2023年度は90万円まで向上する可能性もあるからです。

加えて、上記の数字は住友不動産が保有する全ての不動産に関しての平均的な坪単価であり、事業ビルや官公庁施設といった一般向けでない物件の単価も含まれています。

一般消費者に最も関係がある「注文住宅」のみの坪単価については50万〜150万円(平均:81.8万円)という数字が出ており、これによると20坪の注文住宅を建てるのに約1630万円必要になることがわかります。

住友不動産の坪単価が安い理由

先ほど触れた「住友住宅の20 坪の住宅が約1630万円」という情報を知って、多くの方は「大手不動産の割に坪単価がリーズナブル!」と感じたことでしょう。

自国の物資に乏しい日本の大手不動産にも関わらず、割安な坪単価を提供できるのには、以下2つの理由があるのです。

  • 1つ目の理由:広告費等などの経費をカットしている

不動産住宅販売戦略において広告が非常に重要であるにも関わらず、住友不動産はこの広告経費を必要最小限度に抑えています。住友不動産は既にハウスメーカー大手であり、かつ信頼や実績を持つ企業ですから、広告費は最小限に留めることができるのです。

  • 2つ目の理由:少数の精鋭スタッフで業務に取り組んでいる

先ほど言及した通り、広告に要するリソースが必要最小限で済むことに加え、スタッフ一人あたりのスキルも非常に高水準。人員の余裕がある上に様々な分野に精通しているため、少数精鋭でハイクオリティなサービスを提供しています。

なぜ高品質な住宅を優れたコストパフォーマンスで提供できるのか、このように背景がわかると安心できるでしょう。

環境への配慮

住友不動産の住宅は、ただ安いだけに留まりません。

最近は「環境への配慮」をテーマとした住宅に力を入れており、他の不動産会社にないポイントとして話題になっています。

特に、エコ住宅や省エネ住宅開発への注力は顕著であり、その実績の表れがZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)として実現しました。

ZEHとは端的に言ってしまえば、「正味の電力*をゼロにする住宅」のことです。
*正味の電力:「屋上に設置された太陽光などで生成される電力」と「生活で使用する電力」との差

たとえば、使用する電力が100KWHならば、それ以上の電力を太陽光などで生成することになります。その仕組みを可能とするために、ZEHでは効率的に太陽光発電を行ない、断熱素材などを用いて冷暖房を必要最小限に抑え、不要な電力の支出を抑制する試みが行われているのです。

上記の工夫を施すことで建築コスト自体はかさんでしまいますが、エコ住宅として補助金がもらえる可能性があり、太陽光発電を用いれば毎月の電気代をほぼゼロ円にできるでしょう。

将来的に、環境へ配慮した取組みはますます活発化する可能性があり、住友不動産が業界を牽引していく期待も持てます。

坪単価についての基本知識 

注文住宅を購入する上で「坪単価」はとても重要なポイントですが、正確な知識を持つ方はそこまで多くありません。

ここではまず、「坪単価」の基本的知識をおさらいしておきましょう。

坪単価の定義は「住宅価格÷面積(坪)」とされており、単位面積(1坪)当たりの住宅価格を指します。

そして、1坪あたりの面積は0.3025㎡ であり、この換算さえ覚えてしまえば平米数からも逆算できるようになります。また、1坪は畳6枚分ともほぼ等しいので、事前に押さえておきましょう。

具体的に、「33平米、500万円」の住宅であれば、坪面積は10坪(33×0.3025)なので坪単価は50万円(500万円÷10坪)です。

ただし、算出基となる平米数は「延床面積」を用いるのが一般的なのですが、業者の中には「施工面積」などで計算しているケースもあります。

そのため、坪単価の提示を受けた際は、きちんと「延床面積」で算出しているかどうかをチェックが必要です。

この辺りは経験がないとなかなかピンと来ないところかもしれませんが、住宅は大きな買い物ですから少しでも多くの知識を備えておくべきです。

住友不動産の建物のグレードによる坪単価の違い 

住友不動産が提供する住宅には各種グレードが設定されています。

代表的なグレードとしては、「住友不動産PREMIUM・J series(プレミアム・ジェイ・シリーズ)」、「住友不動産J-URBAN series(ジェイ・アーバンシリーズ)」、「住友不動産J・RESIDENCE(ジェイ・レジデンス)」の3つに加え「住友不動産ウッドパネルセンチュリー」という製造手法も挙げられるでしょう。

それぞれが異なる特徴を有しているのと同時に、当然坪単価も異なります。価格の違い、それぞれの長所を踏まえて検討するのが良いでしょう。

グレードごとの坪単価や特徴を知ることで、マイホームのイメージがより具体的になるので、ここから解説する内容をぜひ参考にしてください。

住友不動産PREMIUM・J series(プレミアム・ジェイ・シリーズ)の坪単価

PREMIUM・J seriesは、文字通り住友不動産住宅の中でも最上位のシリーズです。

プライバシー空間を維持しながらも、住宅内外を違和感なく疎通させるような設計となっており、家の中にいながら常に「屋外」を感じ取ることができる魅力があります。

また、都心部のような比較的採光に厳しい立地条件であっても、光と風を贅沢に取り入れた快適な暮らしが演出できるような設計となっているので、都会の喧騒から離れた住まい空間を実現してくれるでしょう。

ガラスを多用したモダンなデザインや、木目調パネルの自然観を演出するファサードが施されているものもあり、副交感神経にも良い影響を与え、リラックス効果に繋がるものもあります。

坪単価に関しては100万円~130万円とやや高額ですが、グッドデザイン賞を受賞するほどのクオリティを考慮すれば、妥当な価格帯といえるでしょう。

こうした優れたデザイン性は、注文住宅を検討する際に住友不動産を選択する一つの要素として挙げられます。住宅は当然、長く付き合っていく大きな買い物となりますから、機能面だけではなくデザイン面でも満足できるものにしたいところです。

住友不動産J-URBAN series(ジェイ・アーバンシリーズ)の坪単価

住友不動産J-URBAN seriesは、都市型住宅として効率的な造りを取り入れているのが大きな特徴です。

都市型住宅の宿命である「限られた空間」の中で、いかに豊かなライフスタイルを営んでいくのかという大きな課題に対し、真正面から応えた設計となっています。

具体的には、少しでも開放感あるように演出すべく、住宅中央にプライベートパティオを設計していたり、適度な光量と風を取り入れて自然を演出した住宅もあります。

特に、コート(中庭)を包含する設計は、自然を楽しむ開放的な暮らしを営みたい方にとって非常に魅力的に感じられるでしょう。

坪単価に関しては、平均すると95万円〜110万円程度です。PREMIUM・J seriesよりコストを抑えることが出来ますので、予算と相談しながらJ-URBAN seriesも検討してみるのがおすすめです。

住友不動産の注文住宅は全体を通して非常に高い質となっておりますので、J-URBAN seriesでも十分と感じる人も多くいます。詳しくそれぞれのグレードの違いを担当者との相談、説明等で確認することが大切なポイントと言えます。

住友不動産J・RESIDENCE(ジェイ・レジデンス)の坪単価

住友不動産J・RESIDENCEは先に紹介した2つのグレードとは異なる特長を持っています。その特徴とは、住宅に天然木を使用することで日本的なデザインに仕上げることができるという点です。

「日本の家に新しいスタンダードを!」という壮大な理念を掲げており、「軒(のき)」というのがこのシリーズの大きなテーマであると同時に、他社には譲れない拘りの部分となっています。

住宅を一つの作品と捉え、美しい陰影を演出させるべく、深い軒を敢えて採用しており、各種水平ラインを可能な限り揃えることで、シャープで洗練された外観の演出にも成功しました。

さらに、最大約2.7mの天井高によって明るさと広々とした視界も確保しており、平均坪単価65万円〜90万円程度と比較的リーズナブルなのも大きな魅力といえるでしょう。戦術のように先に紹介した2つのグレードとは素材面、コンセプト等様々な違いがありますので、住宅購入の際にはよく検討する必要があります。

3つのグレードそれぞれに異なる特徴、強みがありますので、コスト面を考慮するのはもちろんですが、思い描く理想の住宅に近しいものを選択するのがおすすめです。一概にどのグレードがもっとも優れているとは言い切れないものになっています。

住友不動産ウッドパネルセンチュリーの坪単価

住友不動産ウッドパネルセンチュリーとは、住友不動産のウッドパネルを使用した住宅建設の進化形です。

基礎の立ち上がり幅を通常のウッドパネル規格150mmから180mmまで拡張させて、高耐久の基礎を実現しています。

また、通常の場合はスギなどを使用しますが、ウッドパネルセンチュリーでは国産檜を使用しており、高い抗菌・抗カビ・防蟻効果が期待できるでしょう。

さらに、内外ダブル断熱を取り入れることで、省エネ効果も向上させています。従来のペアガラスの5倍の断熱効果を持つとされるトリプルガラスも導入しているため、断熱性能については大変高水準です。

外壁も最長30年間メンテナンスフリーの高耐久素材・製法で構成されており、全体的にハイグレードな仕様ではあるのですが、平均坪単価が150万円前後とやや高額になる点には注意しましょう。

ただ住友不動産ウッドパネルセンチュリーには多くのメリットがありますので、長い目で見ると価値があると感じる人も多いようです。

住友不動産の評判と口コミ

住友不動産で注文住宅を建てる際は、実際に利用した方が寄せている口コミ・評判もチェックするのがおすすめです。

デフォルメされていないリアルな意見を収集できるため、住友不動産の本当の品質を推し量れます。ただし、中には根拠のない言いがかりのような口コミもあるので、信憑性についてはきちんと自分で判断しましょう。

良い評判・口コミ

ここでは、複数の口コミサイトで共通して紹介されている好意的な口コミを紹介します。

「対応が親切」
購入前や新築図面の打合せなど、直接的にスタッフとやり取りする際に、親身な対応を気に入るユーザーが多く見受けられます。

また、小さなお子様が居ても打ち合わせに専念できるよう、配慮の行き届いた対応にも感謝の声が集まっていました。

 

「臨機応変な対応」
住宅作りは人生を賭けた買い物であるため、もし少しでも気になる点があれば、その場で早急に解決したいと思うでしょう。

場合によっては「住宅の設計」といった根本的な部分から変更するケースもありますが、そんな時も「嫌な顔をせず柔軟に対応してくれる」と複数のサイトで口コミが挙がっています。

 

「基本的な仕様・設計でほぼ満足ができ、結果的にリーズナブル」
住友住宅では標準グレードでも、他のハウスメーカーにおけるハイグレードに値するケースは少なくありません。

たしかに、住友住宅の標準仕様の価格だけ見てしまうと、他社に比べてやや高額な印象を受けるでしょう。しかし、結果として他社の住宅より満足度が高く、結果的にリーズナブルになった、という口コミも挙がっており、品質重視の方には大変おすすめといえます。

悪い評判・口コミ

複数サイトの口コミ情報で共通して紹介されている悪い口コミは「他の会社と比較して、若干高い」という一点だけでした。

しかしながら、住友住宅はとても品質が高く、標準グレードが他社のハイグレード製品に位置するケースもあるため、一概に「高い」と言い切るのはナンセンスなのです。

また、その他のサイトでは「担当者が住宅ローンを理解していない」「少し期日より遅くなった」という口コミも挙がっていました。

ほとんどの場合は担当者との関係値が築けないことに起因しているので、頻繁にコミュニケーションを取ることで十分回避できるでしょう。

住宅は非常に大きな買い物ですから、後悔しないためにも事前に気になる部分、不安や心配に関して共有することが担当者とのすれ違いの防止に繋がっていきます。

住友不動産のカスタマーサポートの評価

先ほどは、住宅そのものに関わる良い評判と悪い評判について解説してきましたが、次は同じく重視しておきたい「住友不動産のカスタマーサポート」の評価に特化して見ていきましょう。

まず、住友不動産のカスタマーサポートは「24h365日対応可能」であり、この手厚い体制に好意的な意見を持つユーザーは多数存在します。

具体的な利用の流れは以下の通りであり、スムーズに利用できるのも人気の理由の一つといえるでしょう。

  1. ユーザー自身が「お客様センター」に直接電話
  2. 受電したオペレーターが内容に応じて全国のアフターサービスセンターへ取り次ぎ
  3. 担当のアフターサービスセンターからユーザーに連絡
  4. 必要に応じて訪問などのスケジュールも調整

相談自体は無料で「急ぎではないが相談したいこと」「ちょっとした疑問」などが気軽に解消できたという意見が多く寄せられています。

一方、ごく少数ではあるものの「なかなかオペレーターに繋がらず5分以上電話で待った」というようなネガティブな意見も挙がっていました。

有人で電話受付する都合上、どのような企業でもタイミング次第で待ち時間は発生するものなので、時間をずらして再度かけ直すと良いでしょう。

繋がりにくいタイミングがある、という点を踏まえても一年中、いつでも相談ができるというのは心強いサポートと感じらるはずです。住宅に関する困り事の中には急を要するものも少なくありません。

住友不動産と大手ハウスメーカー5社の坪単価比較

ここでは、住友不動産が提供する住宅と、そのほかの国内大手ハウスメーカーが提供する住宅の坪単価を具体的に比較していきます。

今回比較する国内の大手ハウスメーカーは、「セキスイハイム」、「住友林業」、「積水ハウス」、「三井ホーム」、「タマホーム」の5社に厳選しました。

いずれも住友不動産と同様、国内で大きな不動産シェアを誇り、実績や顧客満足度も高く、アフターサービスもしっかりしています。少しでも自分のニーズに合うハウスメーカーが見つかるよう、ぜひ参考にしてください。

坪単価と併せて各メーカーの概要や住宅に関する特長に関しても紹介しますので、それぞれの強みを抑えておきましょう。メーカー選びの大きな判断材料になるはずです。

住友不動産とセキスイハイムの坪単価比較

セキスイハイム(積水ハイム)は、耐震性能や省エネに力を入れている、積水化学グループの住宅ブランドです。

1971年にユニット住宅を販売して以来、現在までに50年以上の運営実績があり、この間に「環境性能」「安心性能」「快適性能」において、業界の一歩先を行く高性能住宅の開発に勤しんでいます。

セキスイハイムの平均的な坪単価は70〜80万円ほどであり、住友不動産の平均坪単価が81.5万円程度という点を考慮すると、純粋な坪単価(平均)だけならセキスイハイムのほうが安いと言えるでしょう。

また、「実質的にどちらが割り安・お得か」を比較するために、両社とも坪単価80万円の物件で比較してみます。

この場合、両社とも骨格は木造又は鉄筋である場合がほとんどで、性能的にはあまり差がない印象を受けるかもしれません。

しかし、セキスイハイムの場合は「太陽光発電や空調システムの性能の高さ」「工事期間の短さ」、一方の住友不動産に関しては「耐震性」や「リフォームの容易さ」でそれぞれ優れています。

そのため、単純な坪単価だけでなく、「どんなポイントを重視したいか」でも適したユーザーが変わる組み合わせです。

他のメーカーとの比較でも同様のことが言えますが、単純な金額だけではなく、それぞれのユーザーが何を優先するかが間違いのない選択をするための一つのポイントとなります。

住友不動産と住友林業の坪単価比較

住友林業は住友不動産と同じく住友グループの傘下ですが、住友不動産との連携・支援・協力等はほとんどなく、ほぼ別の競合会社と捉えて問題ありません。

混乱しないようにするためにも、それぞれの坪単価から住宅の違いについて大まかに把握しておきましょう。

その名前のとおり、住友林業は元々植林事業から出発した会社であり、現在においても、川中の木材・建材流通事業に関しては国内首位の売上高を計上しています。

近年は林業のみではなく、林業から派生した事業である木材建材・住宅事業・不動産事業などでも頭角を現し始めており、注文住宅に関しても、木造住宅に特化しているのが特徴です。

そして、住友林業の平均的な坪単価は75〜80万円ほど。住友不動産の場合の平均的な坪単価である81.5万円程度と照らし合わせ、純粋な坪単価(平均)だけを比較すると、住友林業のほうが安いと言えるかもしれません。

次に「実質的にどちらが割り安・お得か」を比較するために、両社とも坪単価80万円の物件で且つ木造建築の場合で比較してみます。

この場合、両者ともほとんど差がない印象を受けますが、住友林業の場合は「断熱性の高さ」など、一方の住友不動産に関しては「耐震性」、「リフォームの容易さ」、「鉄筋の選択が可能」という点でそれぞれ軍配があがりました。

そのため、木造に拘らないのであれば、住友不動産の方が「割安感やお買い得」の観点で若干有利な印象を受けます。また、詳しくは後述しますが、リフォームのプランも豊富に揃えており、住友不動産は長く付き合いやすい住宅を提供していると言えます。

住友不動産と積水ハウスの坪単価比較

積水ハウスは、累計建築戸数世界一を誇る大手ハウスメーカーであり、テレビCMなどで誰もが一度は聞いたことがあるほどの知名度を誇ります。

補足ですが、前述した「セキスイハイム」とは全く別の会社であり、住友不動産と住友林業のようなグループ会社でもありません。

両社はいずれも積水化学工業が発端ですが、積水化学工業内に現在設立されているのがセキスイハイムであり、一方の積水ハウスについては、「積水化学工業から完全に独立して事業を展開」しています。

また、積水ハウスが提供する住宅の特徴はプラスチックと鉄骨構造をミックスした「プレハブ構造」が売りであり、平均的な坪単価は80〜85万円ほどです。

住友不動産の平均的な坪単価である81.5万円程度と照らし合わせ、純粋な坪単価(平均)だけを比較すると、住友不動産のほうが若干安いと言えるでしょう。

次に「実質的にどちらが割り安・お得か」を比較するために、両社とも坪単価80万円の物件で比較してみます。

この場合、両者ともほとんど差がない印象を受けますが、積水ハウスの場合は「ブランド力の高さ」などで、一方の住友不動産に関しては「耐震性の高さ」の点でそれぞれ軍配が上がりました。

そのため、住まいにブランド力を求めないのであれば、総合的に見ると、住友不動産の方が「割安感やお買い得」の観点で若干有利な印象を受けます。また住友不動産自体が一つのブランドとして認知されていますので、この2メーカーに関しては住友不動産がやや優位な印象を受けます。

住友不動産と三井ホームの坪単価比較

三井ホームは、「暮らし継がれる よろこびを未来へ」との企業理念の元、三井グループの一企業である三井不動産の子会社として約50年の事業実績がある企業です。

取扱い事業としては、注文住宅、賃貸住宅、大規模木造施設建築の他、医院建築、建売請負と手広く展開しています。メーカーとしての知名度、事業規模に関しては住友不動産にも引けを取りません。

そんな三井ホームの平均的な坪単価は90〜100万円ほどであり、住友不動産の場合の平均的な坪単価である81.5万円程度と照らし合わせ、純粋な坪単価(平均)だけを比較すると、三井ホームはかなり高額と言えるでしょう。

「実質的にどちらが割り安・お得か」を比較するために、両社とも坪単価95万円程度の物件で比較してみます。

結果、住友不動産の場合は、機能性やデザインに優れた住友不動産J-URBAN series(ジェイ・アーバンシリーズ)に手が届きますが、一方の三井ホームもデザイン性に関しては住友不動産に勝る定評があるようです

そのため、住まいのデザイン性をそこまで重視しないのであれば、住友不動産の方が「総合的な割安感やお買い得」の観点でやや有利な印象を受けます。後はそれぞれのメーカーによって異なるこだわりを持っていますから、嗜好の選択肢とも言えます。

住友不動産とタマホームの坪単価比較

タマホームは、「よりよい物をより安く」を社是として、木造住宅の注文建築を行っているハウスメーカーです。創立は1998年と比較的新しいため、他社に比べると実績面ではやや不利といえるでしょう。

ただ、タマホームは前述した積水ハウスと同様、CMで誰もが一度は目にするほどの知名度を誇り、近年では、東京ドームやヤフオクドームのバックネットに大々的な裏広告を打ち出しています。

そんなタマホームの平均的な坪単価は50〜70万円ほど。住友不動産の場合の平均的な坪単価である81.5万円程度と照らし合わせ、純粋な坪単価(平均)だけを比較すると、タマホームの方が安価と言えるでしょう。

次に、「実質的にどちらが割り安・お得か」を比較するために、両社とも坪単価65万円程度の物件で比較してみます。

そうすると、住友不動産の場合は、住友不動産J・RESIDENCE(ジェイ・レジデンス)に一歩手が届きませんが、タマホームの同価格なら最上位グレードに匹敵する注文住宅を手にいれることができます。

そのため、限られた予算の範囲で最上級の注文住宅を手に入れたい場合には、タマホームの方に軍配が上がるでしょう。

しかし、前述したように、住友不動産の平均的なグレードのものでも、他社の上級グレードに匹敵する場合はあります。そのため、住友不動産J・RESIDENCE(ジェイ・レジデンス)とタマホームの最上位グレードに関しては、性能・機能面でそれほど差がないと言えそうです。

住友不動産の魅力と特徴

先ほど触れた、大手ハウスメーカー5社の坪単価を比較した結果を踏まえても、住友不動産は「割安感やお買い得」面で優位なハウスメーカーと言えます。

住友不動産がこうした強みを持てている理由には、住友グループの一企業であり、それゆえの不動産事業での強みを持つためです。

具体的に、注文住宅などの不動産業でアドバンテージを得るためには、豊富な資金力・保険・販売・調達などの連携が何より重要となってきます。

そして、住友不動産は同じグループ会社に「住友不動産シスコン」、「いずみ保険サービス」、「住友不動産販売」が存在し、瞬時に連携してノウハウを交換し合うことで他社より充実度の高いサービスを提供できるのです。

加えて、豊富な実績自体が知名度と高いブランド力を生みだしており、必要最小限の広告費でも一定以上の集客効果が期待できる点も強みといえるでしょう。

莫大な広告費用を削減している分、住宅価格の抑制やグレードアップにリソースを費やしており、そういった企業努力もグッドデザイン賞などに結びついています。

住友不動産の住宅プラン紹介

住友不動産の住宅プランは、単に注文を受注してから建築・施工を行う「注文住宅」のみではありません。

他にも、分譲地に複数の建物を建てる「分譲住宅」を取り扱っており、住宅を一から購入するのではなく、既存の住宅を増改築する「リフォームプラン」、既存マンションを一定期間借用する「マンションプラン」にも対応しています。

「分譲住宅」や「リフォームプラン」や「マンションプラン」に関しても、「注文住宅」の場合と同様に複数の口コミサイトで好意的な評価を得ているので、状況によってはこれらの利用を検討することもおすすめします。

これだけ豊富なプランを有している点だけ取り上げても、住友不動産を選択肢に加える価値があると言えます。求める内容に沿うプランを提案してもらえるのはやはり魅力的です。

注文住宅と分譲住宅について

住友不動産で新築住宅を購入する際は、「注文住宅」「分譲住宅」の2種類の方式が存在します。

「注文住宅」に関しては、あらかじめユーザーの要望を確認した上で、間取りや設計等を決めて施工するのが基本です。

そのため、自分の決めた間取りや設備、外観に仕上げられ、理想どおりのマイホームを手に入れることができるという魅力があります。

その反面、個別オーダーでの設計・施工にならざるを得ないため、どうしても予算を高めに設定しなければなりません。

また、あまり独創性の強い設計では売却の際に買い手がつかなくなってしまったり、売却価格が低くなったりする傾向もあります。

一方の「分譲住宅」については、分譲された土地に加えて建設・施工済みの住宅を購入する方式です。

標準的な設計・施工での住宅であるため、当然ながら「注文住宅」のようにユーザーの要望を反映することができません。

しかしながら、その分購入費用を安く抑えることができ、建設済みの住宅を購入するという特性上、「注文住宅」のように「実際の仕上がりが思っていたものと全く違っていた」というギャップを感じるリスクから解放されます。

もう一つ加えると、標準的な設計・施工という特性上、売却時の流動性が高く、市場の動向次第ではすぐに買い手がつきやすいという長所があります。

住友不動産のリフォーム「新築そっくりさん」の特長と評判は

住友不動産における「リフォームプラン」は全部で3種類あります。

1種類目は「部分リフォーム」であり、物件の全てをリフォームするのではなく、水回り、外壁・屋根、収納増設、外構・エクステリア、壁紙部分など、気になる特定の箇所に重点を絞って、部分的なリフォームを行うサービスです。

この「部分リフォーム」に関しては、戸建・マンションのいずれにも対応しており、部分的に増改築するため、限られた予算の中でも執り行うことができます。

2種類目は、マンション等に限定したフルリフォームであり、住友不動産においては「マンション まるごとリフォーム」という名称です。

マンションの間取りの大きな変更やスケルトン化の人気も相まって、「マンション まるごとリフォーム」についても需要が大きくなりつつあります。

そして3種類目は、住友不動産のリフォームの代表格であり、言わずと知れた「新築そっくりさん」です。

「新築そっくりさん」は戸建等に限定したフルリフォームであり、その需要や注目度は年々大きくなっています。

「新築そっくりさん」は、2022年⼤型リフォーム受注数ランキング第1位の栄光に輝くなど、日本における戸建フルリフォームの代名詞的存在です。

1995年の阪神・淡路⼤震災をきっかけに、⼾建て住宅を「建て替えより安く、地震に強い住宅に再⽣できないか」という想いを端緒とし、特に耐震補強工事を中心としたフルリフォームを行なってきました。

建物の年代を問わず最適な耐震・制震の補強プランを提供し、 建て替えることを前提としないライフスタイルに合わせたリフォームを展開し建物の長寿命化に貢献。

口コミ等の評判もほとんどが好意的なものであり、特に「既存住宅の断熱性改善と太陽光発電設備設置」に関して、満足や感謝の意を表すユーザーが多数存在するのも事実です。

こうし充実したリフォームプランや安全性における取り組みが、住友不動産ユーザーからの信頼に繋がっているのです。ここ数年の大きな災害の影響もあり、住宅を購入する際には安全面を優先順位の上位に考える人も多いでしょう。

住友不動産での住宅購入の流れ

ここからは、住友不動産で実際に住宅を購入するまでの一連の流れを解説していきます。

主な段階としては、「打ち合わせから契約」「施工・引き渡し」「保証、アフターサービス」という3段階です。

それぞれどのような流れとなるのか、個別に解説していくので、今後住友不動産で住宅購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

打ち合わせから契約まで

打ち合わせから契約(最終工事変更契約)までの段階においては、以下のような流れとなります。

  • 要望等の確認
  • 敷地調査の実施
  • プラン提案
  • 設備打ち合わせ
  • 色(内装・外装・設備等)打ち合わせ
  • 確認申請提出・取得
  • ローン相談・申込
  • 施工前最終確認
  • 最終変更工事契約

資金計画等をよく考えながら、将来の家族計画・健康状態なども加味して、予算の範囲で検討しなくてはなりません。

また、プロセスの最中に少しでも心配事や不安が生まれた場合は、担当者にどんな些細なことでも相談しましょう。もちろん、住友不動産なら細かい意見を取り入れて最適なプランを提案してくれるはずです。

そして、「最終変更工事契約」以降の後戻りはほぼ不可能なので、くれぐれも焦らずに一つずつ手順を確認しながら進める必要があります

施工・引き渡し

この段階では「着工」「上棟打ち合わせ」「内覧会」「建物引き渡し」のステップを踏んでいきます。

「上棟打ち合わせ」では、住宅の骨組みがある程度出来上がった段階で、電気配線の確認と外構工事の打ち合わせを行います。

また、「内覧会」は建設が終了した段階において、設備などの取り扱いの説明を施工業者から受けましょう。

この段階に要する期間は、住友不動産では約5ヶ月であり、「他社より住友不動産の方が引き渡しまでの期間が短かった」という口コミも一部のサイトでは掲載されています。

また、住友不動産の持つ技術力の高さが発揮される段階でもあり、そのクオリティに感心する口コミが複数の口コミサイトでアップされていました。

こうした各ステップごとにおける評判を見ると、住友不動産はスピード感がありながら住宅の質は極めて高いという印象を抱くユーザーが多い点が見えてきます。引き渡しが早いから雑、というわけでは決してありませんので、ご安心ください。

保証・アフターサービス

「建物引き渡し」の後は急に態度が冷たくなるハウスメーカーも少なくありませんが、住友不動産に関してはそういった企業とは一線を画しており、引き渡し後も懇切丁寧にサポートしてくれます。

具体的な保証・アフターサービスについては大きく2つあり、1つ目は前述した「24h365日対応可能」のカスタマーサポートサービスです。

そして2つ目が「60年保証プログラム」と呼ばれる長期的なアフターサービス。その名のとおり、引き渡しから60年間の保証がついてきます。

具体的に、引き渡しから10年間は原則無料でメンテナンスなどが受けられます。10年目以降は概ね10年単位での住友不動産の有料メンテナンス工事を受ければ、その間に発生した不具合のメンテナンスも無料となり、そのサイクルが60年間継続するといったものです。

すなわち、決して「60年間無料でメンテナンス」が受けられるわけではないので、その点に注意して検討してください。

とはいえ、長期的なサポートが受けられる体制を有していることは事実であり、住友不動産の住宅が長く愛用されるのも納得です。

住友不動産の坪単価に関するQ&A

ここからは、住友不動産の坪単価に関する質問を3つ解説します。

今後注文住宅を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

住友不動産のZEHの価格は?

住友不動産のZEH対応の注文住宅の価格に関しては、追加するオプション等によっても大きく変わってきますが、ここでは最もリーズナブルな仕様である必要最小限のオプションや機能等のあるZEH対応住宅を例に解説します。

税込金額のセール価格なら以下の通りであり、坪単価は70~80万円といったところでしょう。

  • 2354万円(延床面積28坪、2階建て)
  • 2574万円(延床面積35坪、2階建て)
  • 2794万円(延床面積40坪、2階建て)

上記はあくまでもセール価格であり、標準価格については80万円から90万円程度は想定しておくのが妥当です。

しかしながら、それでも住友不動産の平均価格である坪単価81.51万円とはさほど差がないため、ZEHのメリット(各種補助金や毎月の電気代の低減)を踏まえると、十分に検討する価値はあるのではないでしょうか。

この点に関してもやはり、住友不動産の担当者とよく相談しながら吟味するのが賢明です。

住友不動産の注文住宅って寒い?

WEB等で「住友不動産 注文住宅」と検索すると、「住友不動産の注文住宅は寒いの?」などといったリンクに遭遇し、一抹の不安を覚える方も多いでしょう。しかし、結論として住友不動産の注文住宅は特段寒いわけではありません。

ごく一般的な原因である「住宅の立地」「土地の特性」によって感じるものであり、住友不動産の設計に特段の落ち度はないといえます。

むしろ、寒い地方で家を建てる場合は、床暖房や全館空調といった防寒関連設備の提案も受けられるので、積極的に相談してみると良いでしょう

住友不動産の注文住宅の失敗事例は?

品質に定評がある住友不動産といえど、失敗事例がゼロというわけではありません。

ただ、いずれもユーザー側で適切に対処すれば回避できた可能性があるため、一つの教訓として参考にしてください。

  • 実際の建築物がイメージとは少し異なり、若干の違和感が生じた。
  • 見積時よりも若干高い金額を請求され、金策に多少苦労した。
  • 何も考えずに最下級グレードの注文住宅を発注した。もっと上位のグレードにしてもよかったかも

上記はいずれもハウスメーカーの担当者と小まめにコミュニケーションを取り、意思疎通できていれば回避できた可能性があります。

グレードについても、きちんと予算を組んで完成形のイメージが持てていれば、最適な選択が可能なので、自分が住友不動産で注文住宅を依頼する際は注意しましょう。

まとめ

本記事では、住友不動産の坪単価や他社との比較、住友不動産を利用した方からの口コミなども解説してきました。

住友不動産は高品質な家づくりとグループの強みを活かした幅広いサービス体制が魅力であり、満足度の高いマイホームが手に入るでしょう。

ただし、坪単価の安さという観点で見れば、よりリーズナブルなハウスメーカーも存在します。各社の特徴を踏まえつつ、自分のニーズに合ったところを選んでみてください。

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